たい肥の製造・販売

糞尿をたい肥へと変えることで、循環型社会の実現にも貢献

家畜業を営む者にとって、毎日出る糞尿の適切な処理は義務でもあります。とくに、私たちのような大規模な牧場では、(地域社会への影響も考慮して)より確実に行わなければならないでしょう。

牛舎から出た糞尿は、時間をかけて発酵・乾燥させることでたい肥にしています。品質が良いと評判の当牧場のたい肥は、以前は関東近郊のホームセンターで販売され、東京にある有名な遊園地では「花壇の土」として使われたこともありました。

現在は主に園芸専門店に出荷していますが、将来的にはこのたい肥を自社の農地に使うことで、自給飼料を作るためにも役立てたいと考えています。