-
現在、当牧場には搾乳牛が約500頭いますが、その500頭から1日に3回搾乳するのが主な仕事。手順としては、まず手で搾った乳をシャーレーの上に出して乳の状態を確認(前搾り)し、それで異常がなければミルカーと呼ばれる機械を付けて「本搾り」をします。
-
乳牛は分娩状態によってフレッシュ、1群、2群、3群、4群、乾乳前期、乾乳後期の7つのタイプに分けられます。それぞれに対するエサやりは、フレッシュと乾乳前期および後期は1日1回、その他のタイプは朝と午後の1日2回を毎日行うことになります。
-
生まれたばかりの子牛にミルクを与えて育てます。哺乳は専用の機械を使って行いますが、その機械の管理も担当。子牛が丈夫に育つように心を込めて世話をするのはもちろんですが、抵抗力の弱い子牛をさまざまな“外敵”から守ってあげるのも重要な役割です。
-
山間部から調達した間伐材などを、自社で機械を使って粉砕しオガ粉に。これを近隣の酪農家様たちに販売しています。フカフカのオガ粉で牛舎にベッドを作ってあげることで、牛は気持ちよく横になれる。これも牛をストレスなく育てるために必要なことです。
-
牧場から出た牛の糞尿をたい肥にする作業を担います。当社のたい肥は多くのお客様から好評をいただいており、昭和村の農家様に使っていただくことで地元産の野菜づくりにも貢献。“土のスペシャリスト”である園芸専門店様からも高い評価を受けています。
-
農家様から依頼を受けての家畜の運搬、および自社製のオガ粉やたい肥の配達を行います。家畜の運搬に関しては、県内を中心に関東一円の地域をカバー。依頼主の希望に応じて「最も高く売れる市場」まで出張し、オーナーに代わって販売の代行までを行います。
-
牧場内のさまざま施設の修繕を担当する部署。牧場内の建物が壊れた、あるいは劣化が進んだ場合などに、その修復にあたります。直接牛に接する部署ではないですが、牧場運営がスムーズに進むように尽力する、いわば縁の下の力持ち的な存在と言えます。