酪農

リサイクル推進とともに、地域特性に合った乳牛開発にも挑む

創業以来続くメインの事業であり、また今後もブレることなく続けていきたいと思っているのが酪農です。

現在、当牧場は育成牛(成長過程にある牛)と搾乳牛(乳が搾れる状態の牛)合わせて約1100頭の乳牛を所有。酪農に事業としての安定性を求めるには、一頭あたりの乳量を増やすことが必要ですが、そのためには乳牛全体の受胎率を高めることも重要。その乳量と受胎率の両面において、私たちはここ数年高い数字を残せるようになりました。

また、近年の飼料コストの高騰は酪農家にとって頭の痛い問題ですが、それを少しでも解消するために数年前から飼料の一部にエコフィード(食品かすなどから作ったリサイクル飼料)を使い始めました。これによりコストダウンとリサイクル社会への貢献の両立を図っているのです。

今後の課題としては、乳量は現状を維持した上で乳質の向上を図りたいと考えます。さらに、ここ昭和村の気候に合った乳牛を自分たちで生み出してみたいとも思います。

環境設備

当牧場では、パーラー雑排水浄化設備を設置し、環境負荷の軽減に貢献しています。